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日々迷走

雑記

ダイヤ漬けの二日間でした

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ダイヤ漬けの二日間でした

これまでは何かを見聞きしても、ぽつぽつとツイッターにその思いのたけを吐き出すくらいで、きちんと文章にしたことはなかったように思います。
 それが今回は、どうしても己の感情を整理するためにも、何かしらの形に残したいと思いまして、一念発起してブログなどというものを始めてみました。

 舞台観劇当日。
 天気はギリギリもつかどうかといったところで、甚だ怪しい限りでしたが、何とかもつだろうと思いながら東京に辿り着きました。
 が、駅を出た瞬間、バケツをひっくり返したかのような土砂降りの雨。
「マジでか」と真顔でびしょ濡れにになりつつも、原作の展開を知っている身としては、「…雷市が泣いてる、薬師の皆が泣いてるよお~」とちょっぴりしんみりしてしまいました。
 近くのファミレスで軽く腹ごしらえをして、さあいざ往かん!と外に出れば、さっきまでの土砂降りどこいった!?状態でして、ええ。
 ま、まあ、夏の青い空こそ高校球児たちにぴったりさ!と己に言い聞かせ、鳥居坂をひた上り、会場に辿り着きました。会場の周りはファンの方々は勿論、役者さん達の想いや熱気に満ち溢れ(単に暑かったともいう)、その場にいるだけで既に興奮してしまいました。同じ作品が好きで、同じように観たいという気持ちを抱いて集まった方々が傍にいるというだけで、どれ程幸せなことか。諸事情でⅡを観に行くことは叶わなかったから、感激もひとしおです。

 さて会場に着いたということで、パンフレットを求めて物販の列に並ぶものの、会場内は混乱の極みでどこが最後尾かも分からない状態で。かなりの待機時間が想像され、その待ち時間を利用して私はDVDの予約手続きをし、パンフレットの購入は友に頼むことに。とりあえず為すべきことを為し、お互い這う這うの体で落ち合い、座席に向かうことに。
(…欲を言うと、パンフレットだけを購入する人用のコーナーも設けてくれると嬉しいなあと思ったり、思わなかったり)
 一応インターネットで座席も確認してありましたが、改めて実際その場に立って舞台との距離を確認すると本当に近くて近くて。ド近眼の私でもバッチリ確認出来ましたとも。
 舞台の内容に関しては、私如きが語るまでもなく。
 本当にありきたりな感想ではありますが、「雷市が生きて、目の前にいる」それだけが私の言える精一杯のことでございます。
 会場全体を使った演出にドキドキしたり、役者さんの身長差にキュンキュンしたり、掛け合いに身悶えしたり、感情移入してしょっちゅうビャービャー泣いたりと、とかく忙しく、濃い時間を過ごすことが出来ました。
 音って、音楽って、本当に大事ですよねえ。場の雰囲気も勿論ありますが、効果音や曲を聴いただけで感極まって、何回泣いたことか。
 そう、泣くと言えば、最後の挨拶の場面で、栄純役であり座長でもある小澤さんが伊佐敷先輩役の高橋さんにお話を振ってくださった時のこと。
 最後に青道恒例の円陣を組むのですが、その際に「『青道』と叫ぶところを他校の名前を叫んでも構いません」と仰ってくださったことが、すごくすごく嬉しく、有り難かったです。そのお心遣いにまた感激し、半べそかいておりました。…そして市大勢の愛と熱意に負けました……。「はやっ!」「(声)デカッ!」となったのを鮮明に覚えております。私も精一杯「薬師」と叫んだのですが力及ばず…。
 その後、当初の予定では舞台の感想を語り合う予定でしたが、気づけば私は、「可愛い」「ヤバい」「雷蔵父ちゃんが雷蔵父ちゃんだった」それだけを繰り返していた気がします。おかしい。
 ホテルに到着してからは、泥のように寝こけてました。しかもパンフレットおっぴろげたまま(もし、パンフレットを手にする機会がありましたら、是非ともお読み頂きたいです。思わず「くすっ」となってしまう共通点に気づかされると思います)
友曰く、「ずっと気を張り詰めて観ていたから」というのもあるかもしれませんが、多分泣いて体力消耗したというのもあると思われます(子どもか)


 原画展最終日。

 混雑が予想された為、昼以降を狙って行ってまいりました。
 
 私は情報に疎く、あまりものを知らなかったのですが、「サインが増えている!」とのことで、最終日に来てちょっぴりお得感がありました(…そして撮影技術には目を瞑ってやってくださいまし)
 当方、絵のことにはとんと疎く、原画を見ても、ただただ「スゴイ」としか言いようがなかったのですが、影の付け方、服の皺、どれ一つとっても感動しっぱなしでした。これがコミックスとなって、自分達の手元に届いているのだと思うと、本当に有り難いことです。
 原作、アニメ、舞台とエリアが幾つかに分かれていましたが、舞台のエリアに差し掛かった時の感動と衝撃が忘れられません。
 栄純役の小澤さんの台本。
 何という書き込みの多さ。いや、役者ならばこれくらいの書き込みは当然するものなのかもしれませんが、それでも、沢村栄純という役と真摯に向き合ってくださった、その事実がとてつもなく嬉しかったのです(そしてまた半泣きになってました)


 アニメや舞台、原画展を開催してくださったこのタイミングで、この作品に出会えたことに本当に本当に感謝します。
 そして、この二日間付き合ってくれた友に最大限の感謝を。

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